1)本校における国際理解教育への取組み
<学校教育目標>
「自分で考え、判断し、実行できる心豊かな子どもの育成」
↓
<国際理解教育のねらい>
「異なる人々と共生していく子どもの育成」
↓
| <国際理解教育の目標> (1)人間理解 自分と異なるものの見方や考え方、生き方をする人の存在に気づき、それ らを認め、尊重することができる能力や態度を育てる。 (2)日本人としての自覚 <重点目標> 我が国の文化や伝統を正しく理解し親しむとともに、それらを大切に することができる能力や態度を育てる。 (3)異文化理解 外国の文化や生活習慣・風俗に関心をもち正しく理解するとともに、それ らを尊重することができる能力や態度を育てる。 (4)表現力&コミュニケーション能力 自分の考えをはっきりもって表現するとともに、他の意見にも耳を傾け、 互いに意思を通い合わせることができる能力や態度を育てる。 (5)世界連帯意識 世界中の誰とでも力を合わせ、互いに助け合いながら生きていこうとする 態度を育てる。 |

ことを目標に様々な実践が行われてきた。現在の総合的な時間や生活科の時間に行われている単元のその多くが、この時に設けられた単元である。
その後も、「豊かな国際性を身につけた子どもの育成」を研究テーマとし「コミュニケーション能力の向上」や「コンピュータ学習の充実」「シンガポールが好きになる生活科・総合的な学習の創造」などに取り組み、総合的な時間や生活科の時間を中心にシンガポールを積極的に教材化し、国際理解教育を推進してきている。
平成15年度以降は、項目2国際理解教育の目標(2)「日本人としての自覚を高める」ことに重点をおいて実践に取り組み、各学年部が学校交流招待時において、Activityの中に日本について紹介する活動(折り紙や習字などの文化、日本の昔遊び、食文化など)を積極的に取り入れた。その結果子ども達は、調べたり、実際に体験したり、紹介したり、一緒になって遊んだりすることを通して、日本のよさ(身近なものを利用して遊ぶことができる昔の遊びのよさ。四季がある日本ならではの豊かな食生活など)に気づくことができた。
|
|
低 学 年 |
中 学 年 |
高 学 年 |
|
シンガポールの暮らしや自然に関心をもち、それらに親しもうとする子ども。 |
日本やシンガポールの文化や自然に積極的にかかわり、大切にしようとする子ども。 |
国際社会の中の一員として自覚し、自ら積極的に働きかけようとする子ども。 |
|
|
(1) |
クラスや学校の友達、シンガポールの友達と進んで仲良く活動する。 |
いろいろな人々の意見に耳を傾け、その違いに気づいたりよさを見つけたりする。 |
世界中すべての人々が尊重されていることを理解し、それを守ろうとする。 |
|
(2) |
日本には、昔から伝わる話や遊びがあることを知り、それらに親しむ。 |
日本各地にある文化や遊びに関心をもち、それらについて調べたり、かかわったりする。 |
日本文化と自分との関わりを見直しながら、日本文化のよさに気づく。 |
|
(3) |
シンガポールには、いろいろな人やもの、生活があることに気づく。 |
外国のものに関心をもち、それぞれ異なる文化や生活習慣があることに気づく。 |
世界には、異なる文化や生活習慣があることを理解し、それらを尊重する。 |
|
(4) |
自分の思いや考えを体全体を使って表現したり、相手の意見に感想をもったりする。 |
自分の考えの大切な部分を意識して表現したり、友達との意見の違いに気づいたりする。 |
自分の意見を効果的に表現したり、友達の異なる意見のよさに気づいたりする。 |
|
(5) |
身の回りの諸問題に対して、解決に向け友達と一緒に考えようとする。 |
集団の一員として、お互いに協力し、積極的によりよい集団を作っていこうとする。 |
国際社会の一員としての自分の生活を見直し、積極的に貢献していこうとする。 |
|
行事・活動名 |
学校交流 |
ホームステイ |
国際水泳大会 |
修学旅行 |
日本人墓地清掃 |
絵画交流展 |
|
対象学年 |
全学年 |
5年生希望者 |
4・5・6年生選手 |
6年生 |
1・3・5年生 |
全学年 |
|
人間理解 |
|
パートナーやホームステイ先の家族とのかかわりを通して、シンガポールに住む人たちの考え方や生き方を知ったり、自分たちの考え方や生き方を紹介したりする。 |
いろいろな国の代表選手と競技することを通して、水泳に対する考え方や取り組み方の違いを知り、そのよさを認めたり、他国の選手の健闘を称えたりしようとする。 |
調べ学習や現地見学を通して、マレーシアに住む人々の生き方や考え方、生活習慣にふれ、自分との違いに気づくとともにその違いを尊重しようとする。 |
100年以上も前にシンガポールに住む日本人のために活躍した人々の考え方や生き方にふれ、他の人のために尽力することの大切さを理解しようとする。 |
|
|
日本人としての自覚 |
|
異文化をもつ同年齢の人と接することを通して日本の遊びや生活習慣、食文化などについて見直したり、そのよさを紹介するために進んで調べようとしたりする。 |
壮行会や国際水泳大会に参加することを通して日本人学校(日本人)代表として競技に参加していることを意識し、日本人として責任ある行動をとろうとする。 |
マレーシアの文化や歴史などについて調べる活動を通して、改めて日本の文化や歴史などについて調べたり、見直したり自分たちの文化や歴史を大切にしようとする。 |
シンガポールに住んでいた日本人の苦労や業績を知り、それらの人々の活動を理解するとともに過去における日本とシンガポールとのかかわりに興味をもつ。 |
|
|
異文化理解 |
|
パートナーやその家族とのかかわりを通してシンガポールの文化や生活習慣に直接接することにより、日本との違いやそのよさに気づいたり、それらを認めたりする。 |
|
|
コンピュータ教材を活用しながら日本人墓地について調べることを通して、当時のシンガポールの様子やイギリスとの関係、人々の暮らしなどについて理解する。 |
|
|
表現力 コミュニケーション能力 |
|
ホームステイ先の人と英語を使って会話したり自分の思いや伝えたいことを工夫して表現したりすることにより、コミュニケーションすることの楽しさを味わう。 |
応援中や待機中に自己紹介したり、練習への取り組みについて語り合ったり、競技後、お互いの健闘を称えあったりするなど他の国の友達と進んでかかわろうとする。 |
|
コンピュータや墓地見学を通して日本人墓地について調べたことや、墓地清掃をして感じたことや考えたことなどを自分なりの方法でまとめ、紹介する。 |
|
|
世界連帯意識 |
|
異なる文化・生活習慣をもつ人の中でも楽しく暮らしていけることに気づき、いろいろな人々と進んでかかわったり、他の国に関心を示し調べたりしようとする。 |
友達と協力しながら練習や試合に参加したり、いろいろな国の人たちと競い合ったりすることを通して、異なる人々と一つの行事に取り組むことの楽しさを味わう。 |
|
|
|