チャンギ校
歴史の継承と未来を創る探究 6年生
6年生の探究科では、「歴史」をテーマに、日本語ガイドボランティアの牛谷内優子様をお招きしてお話を伺いました。一学期にシンガポールミュージアムを校外学習で訪れた際にガイドをしていただいたご縁もあり、子供たちにとって仕事のイメージを膨らませやすい貴重な機会となりました。授業ではガイドの現場でどのように情報を集めているのかを実際のパフォーマンスを交えながら実演していただきました。またどのような立場で歴史を子どもや来館者に伝えているのか、そして多くの人に日本語ガイドの魅力を知ってもらうためにどのように情報を発信しているのかなど、貴重なお話をたくさん教えていただきました。

続く質問コーナーでは、子供たちからの手が途切れることはありませんでした。「歴史」という大きな枠組みから、自身の探究テーマである「乗り物」や「ゴミ」に関する歴史へと主体的に切り込んで質問する姿も見られ、子供たちの学ぶ意欲の高さが強く伺えました。終わりの挨拶では、牛谷内様への心からの感謝を伝えると同時に、探究に向かう子供たちの姿勢を頼もしく賞賛しました。

歴史グループによる個別質問の時間では、子供たちが未来に向けて描いているアイデアについて温かいヒントやアドバイスをいただくことができました。これらの学習を通じて探究的な見方や考え方を働かせながら、社会的事象の意味を多角的に考察し、主体的に課題を解決しようとする資質や能力の育成を図ることができました。プロの視点や熱量に触れ、子供たちの探究心が一層深まる大変貴重な機会となりました。

本校では、昨年度の「小学生が創る小学生のためのシンガポールBook」での探究を発展させ、児童が「未来の創り手」として20年後のシンガポールの社会を考える探究プロジェクトを進めています。14のテーマに分かれ、現状の課題や未来の可能性を調査・取材し、企業や専門家との対話を通して考えを深めながら、社会への具体的な提案や試作品の創出を目指しています。こうした学習を通して、国際理解、キャリア教育、そして探究型学習の3つの柱を育み、今後も様々な分野で活躍される方々をお迎えしながら、より良い未来の実現に向けた発信に取り組んでまいります。皆様の温かいご協力を心よりお待ちしております。