チャンギ校
平和の継承者として 6年生
6年生は、奉仕活動に先立ち「シンガポール日本人墓地公園」に関する重要な事前学習を実施いたしました。この貴重な学びのため、シンガポールに53年もお住まいで、日本人会の事務局長を長くなされていた杉野一夫氏を本校にお招きしました。杉野氏は、日本人墓地公園の長い歴史と、そこに眠る人々の物語を長年調査し、守り伝えてこられた「生き証人」とも言える方です。

子供たちは、書籍にはない当時の人々の息遣いや、シンガポールと日本の深いつながりを感じる、かけがえのないエピソードを杉野氏から伺いました。私は学習冒頭で、この場所が単なる観光地ではなく、正しく歴史を学ぶべき場所であること、そして彼らの奉仕活動がその歴史を未来へつなぐ一歩であることを伝えました。6年生は、「なぜこの墓地ができたのか」「どのような人々が眠っているのか」といった問いを心に抱き、お話に耳を傾けていました。

今回の事前学習は、知識だけでなく、過去の人々の思いを「自分たちの未来につながるメッセージ」として受け止める機会となりました。この経験を通し、6年生が日本人墓地公園の歴史と意義を深く理解し、平和の継承者として力強く歩み出すことを確信しています。