お味噌汁一杯の交流

チャンギ校で、シンガポール日本人学校３校の校長会を実施しました。よりよい日本人学校を目指すための話合いを月に一度、会場を持ち回りながら行っています。

この日、会議前の昼食をとっていたところ、いつものように何のためらいもなくノックをして入ってきたのが本校の６年生。ちょうど子供たちが作ったという３種類のお味噌汁を持ってきてくれたのです。

突然の訪問に、他校の校長先生方も最初は驚かれていましたが、子供たちの話に快く耳を傾けてくださいました。お味噌汁一杯でその場が和み、温かい交流のひとときとなりました。

日々の学校生活の中で育まれる、誰に対しても接することのできる子供たちの主体性とコミュニケーション力が、この場をより豊かなものにしてくれました。相手の状況を察し、行動できる優しさと思いやりを、これからも大切に育んでいってほしいと願っています。