さらなる活用の道を探る AI学習会➂

放課後、主体的な教員集団による、AIを活用した教育実践の３回目の学習会が開催されました。今回の学習会は、すでに各教師が取り組んでいる実践を基に、その効果や課題を検証し、さらなる活用の道を探るという目的で行われました。

本校では「新しい課題に積極的に取り組み、創意工夫を凝らしながら常に授業改善に努める教師」を「めざす教師像」の一つとしています。この学習会は、まさにその姿勢を体現するものであり、教職員一人一人の意欲や探究を高め、専門性の向上につながる貴重な機会となりました。共有された実践事例は多岐にわたります。

３年生社会：「AI消防士」、４年生国語：「友情のかべ新聞」、６年生国語：「発見、日本文化のみりょく」 、社会：「明治の国づくりを進めた人々」での活用事例などです。これらの実践を通して、個別最適な学びと協働的な学びの実現や、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの指導法の工夫といった教育目標の具現化が図られています。

「考えや意見を交わし、共に高め合う」教職員集団の姿は、子供たちに負けず劣らずの主体性を示しています。学校経営の一員であるという自覚をもち、組織力向上のために協調できるチームワークを活かし、より質の高い教育を目指して挑戦し続ける教員集団に、今後も期待しています