学校概要 summary
シンガポール日本人学校は、日本の教育基本法および学習指導要領に基づき、日本語による初等・中等教育を行う海外の日本人学校です。
日本人児童・生徒の知的・身体的・情操的な発達を促し、バランスのとれた人格の形成を目指すとともに、国際理解と平和への意識を育む教育に取り組んでいます。
本校では、日本とシンガポール、両国の法令・文化・社会を尊重しながら、時代の変化や地域の特性、そして子どもたち一人ひとりの個性に応じた柔軟な教育を実践しています。
教育の特色と取り組み
シンガポールという国際的な環境を活かし、本校では次の5つの柱をもとに教育を展開しています。
- 確かな学力を育むための基礎・基本の徹底
- ネイティブ教員による英語授業やイマージョン活動を通した英語教育の充実
- シンガポールの文化や社会を理解し、現地校との交流を通じて学ぶ機会の提供
- ICTを活用した、現代的で柔軟な学びの推進
- 家庭や地域と連携し、子どもを中心とした信頼のある教育環境の構築
子どもたちの「学びたい気持ち」を引き出し、「できる喜び」「つながる楽しさ」を感じられる学びを大切にしています。
めざす子ども像
本校のめざす子ども像は、豊かな国際感覚をもち、世界の人々とつながろうとする子どもたちです。次のような姿を目指して、日々の教育活動に取り組んでいます。
- 自分で考え、行動する力を持ち、夢に向かって努力する子ども
- 異なる文化や価値観を尊重し、世界の人々とつながろうとする子ども
- 命を大切にし、心と体を健やかに育む子ども
教師像・学校像
私たちは、子どもたちの成長を支える教職員と学校環境の在り方についても、次のような姿を目指しています。
目指す教師像
- 子どもの可能性を見つけ、個性を伸ばす教師
- 子どもの思いや言葉に耳を傾け、心が通い合う教師
- 子どもと共に学び、共に成長する教師
目指す学校像
- 「学ぶ楽しさ」「わかる喜び」を実感できる学校
- 一人ひとりの心と体を育む、あたたかく安心できる学校
- 保護者・地域と信頼関係を築きながら、共に歩む学校
就学について
本校への入学・転入学に関する詳細は、以下の就学規則をご確認ください。
学校の沿革
本校は1970年、シンガポールにおける日本人子女の教育を目的として開校しました。
以降、日本の教育理念に基づく質の高い教育を提供し続け、現在は以下の3校舎体制で運営されています。
50年以上にわたり、日本とシンガポールをつなぐ教育拠点として、地域社会や在外日本人家庭と共に歩んできました。
シンガポール日本人学校沿革