5年生の家庭科にお邪魔すると、「名前のぬいとり」「2つあなボタン」「4つあなボタン」にと、それぞれに違うことに一生懸命取り組んでいるところでした。
このような学び方を「自由進度学習」と言います。自由進度学習は、教師が計画する学習内容のフレーム内で、子供一人一人が課題を自己決定し、計画を立てて自分の学習速度で進め、その過程で友達と相互に作用しながら学びを深めていくことを目指したものです。
従来の一斉指導型の授業では、全ての子供が同じペースで学ぶことを前提としており、進度の速い子供にとっては「物足りなさ」、進度の遅い子供にとっては「学習の遅れ」が課題となるケースが少なくありませんでした。吉良先生に聞くと、単元すべての動画はすでに準備してあるとのこと。ICTのフル活用により、今日も「個別最適な学び」が展開されています。次回お邪魔する際には、今日のスキルを習得し、試練を突破していることを願っています。