本校に在学する生徒のご家庭の皆様、また、ご支援をいただいている皆様、そして、今後ご赴任を予定されるなどそれぞれの皆様方にホームページよりご挨拶させていただきます。

今世界全体が、新型コロナウイルス感染症と対峙し2年以上が経過しました。本校もシンガポール政府の感染拡大防止の指針に沿いながら、度重なる難局を乗り越えてまいりました。
その間子どもたちはよく辛抱し、保護者の皆様方にはご理解とご協力をいただきながら、職員もできることに最善を尽くしてまいりました。
これまでのことを振り返った時、子どもたちはわずかな可能性に目を向け、それを糸口に創造的な取り組みと新しい価値観を見出してきました。また、コロナ禍によるマイナス面とプラス面を見極める目と判断力を養い、将来に向けて前向きな考え方をもち、もうすでにコロナと共に歩み始めています。
今まで子どもたちにとって「生きる力」の喫緊の一側面は、予測困難なコロナ禍に対して、本邦、シンガポール政府等の指針に沿い、新しい生活様式を通して自らの命と健康を守り、自他の健康と安全を守る力を身に付けることでした。子どもたちはそれを果たしながら、逞しく着実に成長し前進しています。子どもたちはコロナ禍に耐えながらも、経験を生かし、明日にそしてその先の人生に向けて力強く歩み出していました。
本校には「椰子」という学校文集があります。そこには先にお示しした子どもたちの姿や考え方が綴られていました。さらには、子どもたちにとっての学校の意義と存在、友だちのこと、世界に向ける目、将来に向ける思いなどが幅広く記されていました。また、海外に暮らす本校の生徒ならではの見方感じ方があふれていました。それは本校の教育活動を、本音で評価しているようでもありました。私たち教員にとっても振り返りの機会を得るとともに、もうひと頑張りと背中を押されたようでもあります。同時にコロナ禍と対峙する中で育つ子どもたちと、保護者の方々をはじめ学校をご支援いただくすべての皆様と職員の一体感を感じ、校長として本当にありがたいと思いました。

シンガポールは、世界の中でも最先端の取組を繰り広げるエネルギッシュな国です。この地で生活し、ここで学ぶことの利を生かし、多様なものの見方考え方を相互に理解し合うために、豊かなコミュニケーションをはたらかせ、そして友達、家族、隣人をはじめ世界中の人が共によりよく生きていこうとする共生の理念のもと、グローバルな感覚を備えたグローカルな資質を身に付けた次代を担う人づくりをめざしてまいります。
その実現に向けて、今年も「人と人が信頼で結ばれた 幸せな学校づくり コロナと共に」をあいことばに、職員一丸となって教育活動に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

2022年4月吉日   校 長 田 村 洋 幸

グローバルクラス

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