学校長挨拶

 本校に在学するご家庭の皆様、また、本校にいろいろと御支援をいただいている皆様、そして、今は本邦に在住されていてご赴任を予定されるなど今後つながりを持っていく全ての皆様、ホームページよりご挨拶させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 シンガポールは、世界の中でも最先端の取組みを繰り広げるエネルギッシュな国です。ここで生活し、ここで学ぶことは、多感な中学生の時期、たいへんに有意義なものになると考えられます。しかし、個々人にとって1日の時間は平等なもの、シンガポールでの経験と引き換えに、日本国内で生活した場合の様々な経験は失われます。
 だからこそ、子どもたちのシンガポール生活は輝かねばなりません。シンガポールならではの経験を活かし、かつ、失われるものを補っていくために、行き届いた配慮が必要です。そこで、シンガポール日本人学校では3校共通の教育目標を掲げ、グローバル化の進展する時代に適応できる能力の育成に取り組んでいます。
 中学生が「学び」に向かうとき必要な資質や作法とは、どのようなものでしょうか?
 まず、学習という知的な営みを支えるものは「習慣」です。そして中学生ともなれば、さらに向学的な好奇心が必要とされます。漢字を憶えるとき、計算練習をするとき、繰り返しが必要とされるこれらの学習を支えるものは「習慣」です。そして中学生以降は、様々な選択場面(例えば高校入試)に出会います。それは時に、人生を左右する選択になります。「自分は何が好きなのか」…という問いに対する答えを得るために、「学ぶこと、それそのものの中にある喜び」を見出していってほしいと思います。
 もうひとつは、「メタ認知」とよばれるものです。「自分がわかっているのかわかっていないのか」ということを「わかる」ことが大切なのです。自分としてはわかったつもりになっていたのに、それを他人に説明しようとしたら支離滅裂になってしまった、という経験はありませんか?何かを知るためには、何かをわかるためには、自分は何を知らないのか、何をわかっていないのか、…ということを認識しなければならないのです。
 たくさんの行事があって楽しみの多い日々の中で、上記のような知的な資質向上を自然なかたちで図っていく日本の教育システムは、世界の中でも優れたものです。それに加え、シンガポール日本人学校では、英語やICTなど最先端の教育的要請にも応え、次代を生きる子どもたちの成長を全面的に支援したいと考えています。
 シンガポールで中学生生活を送れたことがほんとによかった、最高の思い出ができた、…という言葉が卒業の日に聞こえるように、教職員一同で努力してまいります。
                              (校長 田中誠一)

動画

お問合せ INQUIRY

お問合せ/INQUIRY 学校連絡先 +65-6779-7355

リンク

ページ上部へ戻る